名俳優高倉健さん死去、享年83歳

karate2014年11月10日午前3時49分、日本を代表する名俳優、高倉健さんが亡くなりました。
死因は悪性リンパ腫、享年83歳でした。

健さんが亡くなった11月10日は、俳優、森繁久彌さん(享年96歳、2009年死去)と、女優、森光子さん(享年92歳、2012年死去)の命日。世間では、この偶然に驚きの声があがりました。
この訃報は海外でも大きな話題となり、「残念だ、彼のことはミスターベースボールで知っていた、凄く良い役者だった。」との声も。

日本映画界の巨匠、高倉健。長年のファンも多く突然の悲報に驚き悲しんだ方も多いでしょう。
彼のすごい所は抜群の演技力と存在感、そして共演者にも心遣いのある人だったとのことで、そんな人柄も人気の秘密でしょう。
そして出演作品の多さには驚きます。年間10本の映画に出演していた年もあるほど。それだけ様々な役を演じ分けて人々を魅了してきたのです。ここで、彼の出演作品を振り返ってみましょう。

1955年に東映入社、翌年「電光空手打ち」でデビューし、「日本侠客伝」「網走番外地」などの任侠映画シリーズでやくざ役を演じトップ俳優に。
99年の「鉄道員(ぽっぽや)」でモントリオール世界映画祭主演男優賞を受賞。ハリウッド映画「ブラック・レイン」や中国映画にも出演。最後の作品は2012年の「あなたへ」で、13年文化勲章を受章する。
有名な邦画には高倉健が出ていて当たり前といっても過言ではないですね。

彼は亡くなってしまいましたが、彼を尊敬し慕ってきた若手俳優がどんどん育ってきています。天国から健さんも日本映画の今後の発展を見守ってくれていることでしょう。
これまで長きに渡り、邦画界に多大なる影響を与え、日本中、世界中に感動を与えた高倉健さんのご冥福を心からお祈りします。

そして、最後に高倉さんの言葉をお借りして、本稿を締めくくりたいと思います。
「人間にとっていちばん寂しいのは、何を見ても、何を食べても、何の感動もしないこと。感動をしなくなったら、人間おしまいだと思うんですね。こんな淋しいことはないと思います。」

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